イベント企画の舞台裏を少しだけご紹介します
「青年技術士支援委員会のCPD行事って、どうやって決まっているの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回は8月23日(土)に行った活動の様子をご紹介します。行事そのものの内容だけでなく、実はその裏側にも熱い議論と工夫が詰まっているんです。
例会決め大会
今回は 2025年12月〜2027年2月に開催予定の7イベント を対象に、アイディアを持ち寄って検討しました。
各委員は事前に関心あるテーマを調査・整理し、1〜2枚のスライドにまとめて1分で発表。最大3テーマまでの持ち込みが可能で、合計26テーマのエントリーが集まりました。
効率化への工夫:AI活用
多岐にわたるテーマを効率的に扱うために、今回は新しい取り組みを導入しました。
- 発表者は事前に 行事名称案とキーワード(最大3つ) を提出
- その情報をもとに 生成AIがテーマを自動グルーピング
- 発表順もAIがランダムに決定
この工夫のおかげで、スムーズな進行と公平な議論が実現しました。
熱い議論と企画選定のプロセス
まずは26テーマすべてを持ち時間1分間で発表し、その後全体で質疑応答を実施。概要を共有したうえで、以下の流れで議論を深めました。
- 類似テーマの一本化
- 実現可能性に基づく優先順位づけ
- 開催月の割り振り
- バックアップイベントの選定
最終的に7テーマのCPD行事(+バックアッププランとして2テーマ)が正式に採択され、それぞれに担当委員が決定。各委員は平均して3〜4の企画に関わることになります。


イベントはこうして形になる
担当になった委員は、開催3〜4か月前を目安にキックオフミーティングを開きます。さらに、参考図書や関連資料を通じてテーマ理解を深め、イベントの構成を練り上げていきます。
こうした地道な準備があるからこそ、CPD行事は「学びが深く」「毎回ユニーク」な内容となり、多くの参加者にご満足いただけているのです。
おわりに
今回のイベント内容決め大会も、無事に目的を達成しました。12月以降の行事はまだお楽しみですが、私たち委員一同、皆さんにとって価値ある学びと交流の場となるよう準備を進めています。
当日の会合風景や最終イベントリスト(モザイク処理版)は、ぜひ掲載写真・画像でご覧ください!

詳細はまだお見せできませんが、思考法、チームビルディング、コミュニケーション、MOTなど、
技術士コンピテンシーの向上に繋がる幅広いテーマが採択されました!
(補足)直近のCPD行事予定
- 9月CPD行事「本質を見抜く”問い”〜技術者のための課題設定入門〜」
👉行事詳細&参加申込はこちら - 11月CPD行事は「行動経済学」をテーマに計画しており、こちらも現在準備が進んでいます。
今後の情報にご注目ください!!
以上
鳥形啓輔 技術士(金属部門)、山本直樹 技術士(農業部門)